コザクラインコの仲良し家族③お兄ちゃん、お星さまになる

つづきです


2016年にあんこ母さんともち父さんのバードフィギュアを制作させていただいて、素晴らしいコザクラ家族を知ってから随分と月日が経ちました。アトリエでは制作する時にお預かりしたモデルの子のお写真はプリントしてファイルに保管しています。完成したフィギュアの子達が巣立っても1羽たりとも忘れることはありません。あの子のお気に入りのおもちゃはコレ、この子は窓辺で外をずっと見ているのが好き、それぞれの子のエピソードは宝石みたいに心の奥深くに並べられていて、月日が経とうと決して輝きが褪せることはありません。制作している時やお茶の時間で寛いでいる時、ふとした瞬間に制作した愛鳥さんたちのお顔がふっと思い浮かぶのです。

2020年今年、コザクラ家族の飼い主さまからメールが届きました。

直ぐに4羽の姿が思い浮かび、嬉しくて懐かしくてそそくさと開封しました(*ฅ́˘ฅ̀*)



そのメールには、妹思いの優しいお兄ちゃん、うごちゃんが天国へ旅立ったとありました。

すぐに、残された妹のひきちゃんの姿が目に浮かびました。いつも一緒だったお兄ちゃんの突然の旅立ち。賢いインコたちは相方の旅立ちをどう受け止めるのだろう。心に大きく空いた穴を誰が埋めてあげられるのだろう。気が付いたらPCの上に涙がポタポタと落ちていました。それはずっと止まることはなくて、お写真だけで一度も抱っこしたことも無いのにいつのまにか自分の愛鳥さんのような存在になってしまっているのだと思い知りました。


↓いつもいつも一緒だったうごちゃんとひきちゃん


今回は、両親につづいて子供達のフィギュア制作して欲しいとのご依頼でした。

職人はお形見の羽をフィギュアに取り入れることをご提案させていただきました。

その子に似せたフィギュアに、本物の羽を使う事は命が宿っているよう存在感と感動を呼びます。

羽をあるべき場所に備えてあげることで、かつて毛づくろいしていた姿や思いっきり羽ばたいていた記憶をいつまでも鮮明に残すことが出来るでしょう。そして、愛鳥さんによく似たフィギュアに園子の羽が付いていたら、それは自分の為の休息の場所だと目印になるのではないかな?などと職人モモは思ってしまうのです。



子供達のフィギュアにご本人の羽を使用することが決まりました。さらに先に納品していた両親のフィギュアにも彼ら自身の羽を取り付ける事でお話しが進みます。

子供達が綺麗な本物の羽を見せびらかしたら、両親が羨ましがるだろうとのこと。(*´罒`*)w

フィギュアの家族のそんな光景が目に浮かび幸せな気持ちで心が満たされました。




制作のために、丁寧により分けられた羽と好きだったおもちゃ等が送られて来ました。

おもちゃは、実際の身体の大きさの参考になります。それから、おもちゃには持ち主の面影が残っている気がします。制作中は窓辺にうごちゃんのお気に入りのおもちゃをずっと吊るしていました。うごちゃんが今でもそこに居るような気配を感じながら制作をすることが出来ました。


↓お気に入りのおもちゃとうごちゃん(実際にこのおもちゃを送っていただきました)

次回につづく。

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