オカメインコちゃんの里帰り★ももちゃんと思って・・・①
こんばんは~★
ヤフオクでは皆様に大変お世話になっております
終了日までまだしばらくございますが何卒よろしくおねがいいたします*_ _)ペコリ♡
只今の時間、00:30くらい?
夜型の職人モモ、急に元気が出てくる時間でございます。
いまから本格的に製作タイムです。
Q:昼間は何やってるの?
A:棺桶で寝てます_(⌒(_´-ω-`)_
Q・・・は?( º∀º )
A・・・ん?(。•ㅅ•。)
今日は、今里帰りしているフィギュアさんのお話しようかなと思います。
里帰りとはメンテナンスを兼ねたリペア(修理)ですね
オカメインコフィギュアさんは何年も前に巣立った子です。
オーナー様はオカメインコのももちゃんをモデルに製作依頼をご希望でしたが
その当時(2014年)はオーダー作品を作っていませんでしたのでヤフオク出品の作品を
お迎えしていただきました。
リアルももちゃんはアオシンジュウロコインコのくりちゃんと仲良く一緒に暮らしていました。
栗ちゃんフィギュアさんはオーダー作品としてアトリエから巣立っています。
製作の際にはももちゃんと栗ちゃんの面白いエピソード、微笑ましいお話をたくさん伺いました。
そうして存在を知った子たちの事は何かの拍子に心にヒョコっと思い出しては
彼らの楽しそうに遊んでいる姿を思い浮かべています。
巣立ってから7年、オーナー様から里帰りのご依頼がありました。
その時に、ももちゃんとくりちゃんが今はお星さまになっている事を知りました。
始めに、ももちゃんが虹の橋を渡り・・・あとを追うようにくりちゃんも虹の橋を渡っていったそうです。
後を追うように・・・
きっと鳥と生活したことのある方なら思い当たる方も多いのではないかな?と思います。
そして思い出して涙する方も多いと思います。
ももちゃんの事や残されたくりちゃんの心の内を想うと涙が溢れてしばらく止まりませんでした。
涙でぐしゃぐしゃな時、上野の初代パンダのカンカンのエピソードを思い出してまた泣きました。
ランランが亡くなった後、空になった隣の部屋を2足で立ってただただ見つめるカンカンの写真をネットで見たことがあります。

いつもそばにいる存在は、いつしか自分の身体の一部になってしまうのですね
そして愛鳥家にとっての、小さなインコちゃんも・・・。
オーナー様からフィギュアさんが到着してももちゃんと思ってギュッと抱きしめました。
胸がキュウっとなって言葉にならなかったです。
作品としてみると7年も前のものだから職人としては隔世の感が有ります。
ぶっちゃけると稚拙な部分が目に付くのですが、しかしこれが愛おしくてたまらない。
幸せな姿になってオーナー様の元に「だたいま」と言えるようにリペアさせていただこうと思います。
写真は里帰りからリペアの経過です。
古い尾羽や翼は外して、洗浄後、もう一度成型しなおします。
ももちゃんはふっくらした子だったので痩せている身体は少し肉付けをして幸せなふっくらした姿にします。新しい技術を使って、それをもとのフィギュアさんと馴染ませるのが腕を試されるところですね、頑張ります!╭( ・ㅂ・)و
↓到着

↓古い羽を外します

↓成型しなおします

↓ふっくらさせます。

↓尾羽を取り付けてふっくら股引を作ります。

製作のつづきはまたお話しますね
最後に・・・職人はSNSを豆に更新することがどうも苦手です(笑)
製作動画ももっとご覧いただきたいのですが、製作に夢中になるとすぐに録画を忘れます
結果、作品が一気に仕上がってしまっていて「おい!途中経過はどこいってんw」と
突っ込まれること必至な仕上がりになってしまいます
youtubeの動画にも英語で「肝心な部分が分からないよ」みたいな突っ込みをいただいています(笑)
製作を一番に頑張りながら、不器用ですが少しずつアトリエでの日常を楽しくお伝えできるように
頑張りたいと思います(๑و•̀ω•́)و
これからもどうぞよろしくお願いします(*´꒳`*)