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​カラス

​品種:ハシボソガラス 

体長:約50cm

自宅の庭でカラスを餌付けされたお客様より、特別オーダーのご依頼を受けて写真のハシボソガラスを制作しました。

カラスというと真っ黒な鳥というイメージで、見通しの効く平地でよく見かけるハシボソガラスや林地や高地で見かけるハシブトガラスが多くの方に浸透しているカラスだと思います。

実はカラス科の中には身近な野鳥のオナガやカケスも含まれます。

カラス科の鳥は学習能力の高さと食べ物や敵に関する優れた記憶能力が報告されています。

また、雪の斜面を背中で滑って降りてくるという遊びをする様子も観察されています。

 

鳴き声や身体の大きさから苦手意識を持つ方もあるかと思いますが、彼らを近くで観察するきっかけを得て、カラスのユニークさに気づかれた方はその姿に愛着を持ってしまうことでしょう。

カラスの制作にあたり、一番気を配ったのが「カラスの濡れ羽色」と言われる艶のある漆黒羽の再現です。

国内になかなか適しているものが見つからなかったので、海外から取り寄せて完成にこぎつけました思い出があります。

 

ご依頼主さまが餌付けしたペアのカラスは

「近くに舞い降りてくるけれど決して触らせてはくれない」とのことで、フィギュアでカラスを撫でる感触を楽しんでいただきたいと思い、色だけでなくシルクの様な手触りにも拘りました。

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